読書会第2回


土曜日は読書会第2回。
今回の範囲は訳書で言うとp27中盤からp28終わり付近まで。


■今回から予習をして臨んでみる。が、単語を引くのに精一杯で訳せない……
単純に私のフラ語能力の欠如かと思われたが、どうもレヴィナス
フランス語自体が下手(?)らしい。ユダヤ移民ということでネイティブではないので、
ネイティブの人が読んでも読みにくいとか。


■合田先生の訳と本文が全然違う件。というか合田先生、読み易すすぎです。
予習してて感動しましたもの。よく一冊にまとめられたなと。
まあ、訳として合ってるか間違ってるかは別としてもねw


■教授がフランスに行ったときにレヴィナスを読んでいると言ったら、
「ふ〜ん」みたいな顔されたらしい。どちらかといえば悪いニュアンスで。
上記の文章が読みにくい件や、ユダヤ人であるということが
特に9.11以降でマイナスに作用してるとかしてないとか。


■そんなこんなで拠り所のないレヴィナスの考える「他者」ということについて、
普通に日本に住んでる私たちの想像している範疇からは、ちょっと超えるものが
あるかもねという話に。まあ、だからレヴィナスの言ってることを私たちは理解できない
ということにはならないとは思っているのですが。理解できないなら読む意味が無い。
……ん?いや理解できてないから読む意味無いのか?(ぇ


■訳の担当が微妙に5行ほど来てしまったので、次回は単語だけじゃなくて
それなりに文章として読んでいかないと……でも厳しいんだよなあ。