2006-11-09 第二回奥多摩行 雑記 Scene 11/5、第二回の奥多摩行。 湖岸より向こう側を眺めつつ、向こう側に眺められている自身を自覚せよ。 「彼方」から「彼」の痕跡――言表し得ないエクリチュール。 極東最前線。或いはas karma goes――そんな誕生日の風景。 穂先が風に揺れるとき、「私」の今日は押し黙る。 湖岸に横たわる廃墟――情念を剥き出しに、 しかし、語る言葉の存ぜぬこの不快。 KOUYOU。自然は秋に、身を焦がす程の狂気を。 枯レ木ニ咲クノハ花ダケデハ無カッタ。