第二回奥多摩行


11/5、第二回の奥多摩行。



湖岸より向こう側を眺めつつ、向こう側に眺められている自身を自覚せよ。
「彼方」から「彼」の痕跡――言表し得ないエクリチュール



極東最前線。或いはas karma goes――そんな誕生日の風景。
穂先が風に揺れるとき、「私」の今日は押し黙る。



湖岸に横たわる廃墟――情念を剥き出しに、
しかし、語る言葉の存ぜぬこの不快。



KOUYOU。自然は秋に、身を焦がす程の狂気を。
枯レ木ニ咲クノハ花ダケデハ無カッタ。